『「ですね」は止めよう』

テレビで街の人のインタビューを聞いていると話し方が下手で、頭が悪そうと思うことが多々ある。話し慣れていないこともあろうが、一方で話し慣れてるアナウンサーやコメンテーターも多くは自分の意見を述べたり解説する時「ですね」を多用していて聞き苦しい。

これは頭の回転が遅く、次の言葉を探すための時間稼ぎだと思うが、聞いている方は話がスムースに続かなくて腰折れとなってしまう。それでやはり頭が悪いのだなと思ってしまう。コメンテーターは一度自分の話を録画して聞いてみるとよい。「ですね」が無ければどんなにか聞き易くて心地よいか分かろうと言うものである。話し手の無駄な「ですね」によって聞き手も話しの1,2割は無駄な時間を強いられていることになる。これが日本全国、年間となれば計り知れない損失となる。話し言葉を文字にした時、「ですね」があるとそれは余計な文字であると気付き、必ず削除することとなろう。そのように文字に記しても洗練された文章となるよう、「ですね」抜きで話すよう訓練するよう求めたい。聞き手は「話し方で知能指数が分かる」と言うことを常に意識することで話し方の改善が図られ、これが全国民に浸透すれば国家の時間の無駄も改善されることとなろう。