「プーチン大統領に告ぐ」

1855年2月7日、日露通好条約で北方4島が日本の領土であることが確認された。そして2月7日が「北方領土の日」となっている。第2次世界大戦末期、ソ連は「日ソ平和条約」を破り満州に信義なく侵入、また北方領土を不法占拠し現在に至っている。アメリカは小笠原、沖縄を返還したのに、(私が日本人を代表している訳でないが)、これではロシアに好意を抱くのは無理と言うものである。広大なロシアの国土から見れば北方4島はとるに足らないちっぽけなものである。日本に返還すればどれ程ロシアに対する日本人の好感度が増すものか、更には平和条約を提携し、経済協力に進めば如何にロシアにとっても好ましいか、そのことは返還に因るマイナスより如何程メリットが大きいか賢明なる大統領にはご理解いただけよう。北方4島に投資した金額の内、一部であるが港湾整備費等を日本政府が補填し、その資金でシベリア、或いはサハリンを含む極東の何処かに新しい街造りのための投資をすれば、人口密度の希薄な地に人口が増え発展が期待出来よう。返還された北方領土に米軍基地は造らないことは交渉で容易に妥結することが出来るであろう。領土問題での会談は返還を前提にそうした条件を話し合う場としてもらいたい。