「ユニセフ」がやるべきもう一つのこと

 ユニセフは今テレビで1歳半の女の子ボラ・トキアちゃん(マダガスカル)が肺炎に罹り、これを助けるためユニセフ・マンスリー・サポート・プログラムにて1日100円、1か月3,000円の寄付を求め予防接種用ワクチン7回分を購入しようとしている。これとは別にユニセフより個人宛に郵便で寄付の依頼が来る。趣旨は上記と同様でアフリカでは飢餓や疫病で何分に一人の割合で死んでいるとか、疫病対策のための予防注射で一人救うのにわずか何円でいいとか、人道支援を求めるものである。非常にやるせない気持ちになるが心を鬼にして私は言いたい。自分が養えない子供を、人の助けを当てにしてぼこぼこ産むのは無責任であると。私はそうした責任まで負わされることには勘弁してほしいと言うことである。ユニセフとしては対症療法的に生まれた子供を助けるということ以上に、自分が養える子供の数以上に産ませないようにすることである。そうすれば死ぬ子供の数を減らせるので、まずそういう産児制限の指導を行うべきであろう。また、政治の貧困がそういう事態をもたらしているであろうから、国連を始めとする国際機関が、国が富むよう、また富を広く国民に配分するよう、協力して政治の改革を進言していただきたい。私はと言えば7月にマダガスカルを含むインド洋諸国に行き、自分も楽しみながら、そうした国々にお金を落とすことで協力することを計画している。