『タイ洞窟、少年簡単救助法』

タイ洞窟に少年達とコーチ計13名が閉じ込められ、生存が確認されたが救助法が見付からないと騒いでいる。救助法は簡単である。よく遊園地で子供達が大きなゴム風船の中に入り水上を転げ回る遊びがある。即ち、少年達が入れる大きさ(直径約1m位)の風船で、人が入る入口は水中2m位でも水が入ってこない程度の防水を施したものがあればよい。それを避難場所まで運び、少年がゴム風船に入り、入口を塞いで水に流せば水流で自然と洞窟入口まで流れ出る。水流にもよるが5kmの距離なら1時間程度ではないか。その間のゴム風船中の酸素は十分足りると思うが、要すれば酸素ボンベも携帯すればよい。まずは人でなく、人相当の重さ(約50kg)の人形を入れてテストしてみてはどうか。メーカーには予め条件に合う製品を準備してもらうが、現地テスト結果で必要とあらば改良すれば良い。大きなゴム風船を調達して現地までの運搬に約1週間、その際メーカーの技術者も同行して、必要な改良のヒントを得れば、改良が必要としても直ぐ指示を出して緊急製作し現地運搬で1~2週間。よってこの方法による救助は最短で1週間、最長で3週間で出来るということである。(ゴム風船と書いたが透明のプラスチック風船が正しいか。)

 

補足

直径1m程の大きな球が万一にも流れの中でひっかかる場合を想定しダイバーが付き添い、後ろから押すことも考えておくと良い。また、改良とは形状は球でなく、人が寝た状態で余裕をもって入れる大き目の人型の箱でどうかとか臨機応変に考えればよい。