東京ではうどん店よりもそば店が圧倒的に多い。それでそば店でうどんを注文することになるがその場合、うどんにコシがなく不味い店が多いが、大変おいしい店もある。
小田急小田原線成城学園駅の南徒歩3、4分の所にある「そばや 吉祥庵」である。もう5年半ほど通っていて、よく海老と季節の天ぷらセット(ざるうどん付き)を食べていたが、3年前からメニューが変わり今はいつも「天丼セット」である。麺類が付き、うどんかそばで、暖かい汁ものかざるから選べるのでざるうどんとしている。何故必ず毎月1回かと言うと、次の月の月末まで有効のドリンクチケットがもらえるのである。サービスで日本酒、焼酎、生ビール、白ワイン、ソフトドリンクから1つ選べるので生ビール(グラスビール)としている。そうすると天丼もざるうどんも旨いし、ビール代はタダで代金¥1,150也。例えば前出の浅草のそば屋の田川ではお通し代も含め丁度その倍した。鎌倉などの観光地でも同様である。
この店は11.30a.m.開店であるが、いつもその時間に行っている。既に2,3人待っていることもある。一度昼の12.00に行ったら満員で、店は2階だが階段の上の方で並んで待っていたこともある。日にもよるだろうが、大体30人位で満席の店が次から次へと客が来てすぐ一杯になる。流石に高級住宅街の成城だけのことはある。
船橋市高根台にそば花と言うそば屋があり、天ざるうどんを食べたが、ここはつまみに枝豆、食後のデザートにアイスクリームが出た。サービスが良くて気持ちがいい。浅草の田川の「お通し」の気分の悪さと好対照である。