『大相撲山科審判長の説明のお粗末』

2017年7月21日

 

大相撲名古屋場所13日目の碧山―輝戦の行司差し違え、及び物言い後の審判長の説明のお粗末さは救い難い。軍配は碧山に挙がったが、物言いとなった。協議中にビデオが再生され碧山の左足が土俵の外に出た時輝は未だ体が残っていた。解説者も輝の勝ちと言っていた。ところが協議後の山科審判長の説明は「軍配は碧山有利と見て挙がりましたが(輝の名前が出ず長い沈黙の後)輝の落ちるのが早いのではないかと物言いがつき、協議した結果、踵が残っており輝の勝ちと致します」とのこと。軍配は碧山に挙がっているので、輝が落ちるのが早ければ物言いはつかないし、踵が残っているとすればそれは碧山であるのに輝の勝ちとするとは2重、3重に過ちを重ねている。支離滅裂と言わざるを得ない。最後に「碧山の勝ち」と言い直したが、これ程のお粗末さは前代未聞、山科親方は謹慎して審判長は辞退しなさい。元々行司が差し違え、審判も誤審では真の勝者は浮かばれない。これでは審判の誤審に物言いが言える制度を作らなくてはならない。これまでも審判長の頭の悪さ丸出しで、説明のお粗末さは聞くに堪えなかったがNHKアナウンサーによる説明の仕方の特訓を受けてもらいたい。