美しき地名 第14弾-19 「(国分寺)本多すずらん商店会(国分寺市)」
JR中央本線国分寺駅北口から北へ、札ノ丘商店会と本多中央商店街を通り抜けると
連雀通りとぶつかる。そこが本多二交差点である。その交差点から連雀通りの東西と
北の本多一,二、三、四、五丁目が本多すずらん商店会である。この本多すずらん商店
会に来るに際し、昨年12月に駅南口の交番で訊いたが分からず(そちらから北口の交
番にも問い合わせしてもらっている)、自宅に帰って国分寺市役所に問い合わせた。
その結果、市民生活部経済課経済振興係から本多5丁目周辺との回答であった。今回
その5丁目を含む本多二交差点で数人に訊いたが誰も知らなかった。その内の一人が近くのクリーニング屋さんが商店会の会長をしていると聞き、連雀通りを東へその店の奥さんに尋ねるとやはり5丁目周辺とのことで、具体的にはご存じなく商店のある東側でないかと言う。通常は道路の両側に「すずらん商店会」なる街路灯や看板があるものだが実際に商店のある東側を三叉路迄歩いても一切なかった。少し戻って消防署で訊くと知らず、インターネットでも調べてもらったが不明であった。諦めて帰ろうかと思ったが、念のため交差点を北上すると別のクリーニング屋さんがあり、偶然そこの街路灯のポールに「国分寺本多すずらん商店会」No.23を見付けた。よく見ると電灯は2灯ですずらんの形と言えなくもない。向かいの街路灯を見るとNo.8であった。北上しつつ道路の両側の街路灯のナンバリングを見て行くと法則が分かって来た。それで交差点のすぐ西側が予想通りNo.7、ずっと西の西武多摩湖線の踏切手前がNo.1であった。戻って消防署の前の郵便局前がNo.24,消防署横がNo.27であった。そのことを消防署の、インターネットで調べてもらった人達に教えて上げた。
「灯台下暗し」だったようで今後に生かせることだろう。
今のままでは国分寺本多すずらん通り商店会は交番、消防署、国分寺本多すずらん通り
商店会の会長の奥さんにさえ知られておらず、ましてや一般住民の誰一人にも知られ
ていない。街路灯の設置業者にしか知られていないと断定するしかない。
国分寺本多すずらん通り商店会を標榜するなら、国分寺市役所や国分寺本多すずらん
通り商店会も、街路灯の上部に大きく商店会名を表示するとか、少しはお金を掛けPR
すべきであろう。他のすずらん商店街を視察することを薦めるが、まずは私の第14
弾のすずらん通りシリーズを見れば大いに役立つことであろう。