三島駅の約800m東側を流れる大場川(神川)に架かり、すぐ南を新幹線が走っている。コンクリート橋で何の風情もない。
祇園大橋から見た大場川(神川)上流側
祗園橋
祇園大橋の一つ下流の橋である。朱塗りの橋で何となく京都風である。
祇園原
祇園大橋と祗園橋の間の東側で加茂川町にあるバス停名である。その地域が何故祇園原と呼ばれているか名前の由来は分からない。
祇園原の由来について三島市役所商工観光課・井上さんより下記調査結果の連絡をいただいた。
「賀茂川神社」は元々は八坂神社と称していた。祭神は八坂神社(旧称は祇園社、京都市東山区祇園所在)の主祭神と同じ須佐之男命(スサノオノミコト)とされている。
寛政12(1800)年に編纂された地誌「豆州志稿」には「祇園社」と記されている。また、同書においてその鎮座地の小字名を「祇園原」としている。
以上より、(私が京都風地名と言ったように)賀茂川神社が京都に所縁があって
「祇園」の地名が生まれたようである。