最初、テレビ番組で「ひよどり坂」が武家屋敷近くにあると言うのを見て、行くことにした。京成本線佐倉駅南口から約100m、緩い坂を登った角に佐倉市ヤングプラザ
佐倉市観光協会があって観光マップ・佐倉散歩を入手。武家屋敷通りを「ひよどり坂」に行く手前に、全く知らなかったのだが「くらやみ坂」があった。
京成佐倉駅(南口)
この道の突き当り右手に「ひよどり坂」がある
くらやみ坂
旧河原家住宅と旧但馬家住宅の間にある(佐倉市-1の写真参照)。
名前は暗くて闇討ちに合いそうな感がしないでもないが、実際は「ひよどり坂」に比べ道幅は広く直線で距離も短かく暗闇のイメージは湧かない。
「くらやみ坂」の更に手前に児玉源太郎旧宅跡があった。彼が佐倉に住んでいたとは
知らなかったが、下記写真の看板書きによると、佐倉歩兵第二連隊長として1880(明治十三) 年から1885(明治十八)年まで住んでいたとのこと。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」全六巻は1988年と1995年の計2回読んだが、元帥海軍大将の東郷平八郎と並び、満州軍総参謀長の児玉源太郎無くしては日露戦争の勝利は無かった。