富士急事故 全関係者のお粗末

11/25、朝日新聞朝刊に小さな記事だが

富士急 扉閉めず観覧車1周

なる記事が掲載された。

事故は11/24に発生

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私は11/26、朝日新聞「声」欄に「インターロックは安全運転の基本」として下記を投稿したが採用されなかった。

朝日新聞・担当者では重要性が理解出来なかったようで、これでは折角の絶対的安全対策への提案も生かされない。罪作りなことであり、今後発生するであろう全交通機関や動く遊具に対する事故への責任を負うべきである。

 

2021/11/26

無職(元・電機エンジニア) 本田忠宏

(東京都)

「声」欄投稿

 

インターロックは安全運転の基本

11/24、富士急ハイランドでは大観覧車(高さ50m)で利用客2人の乗ったゴンドラの扉を閉めないまま約12分かけて1周した。係員が扉を閉め忘れたとのことである。幸い事故はなかったが、同社では8月に急加速や宙返りをするコースター「ド・ドドンパ」で利用客が首などを骨折する事故を起こしていた。同社は安全対策の総点検をすると言うが基本を忘れている。勿論係員の再教育が必要であるが、更には人為ミスをカバーすべく機械的な安全装置、即ち全てのドアが閉じたことを検知し、それを直列に接続してAND条件とし、起動回路に直列に挿入すれば、一つでもドアが開いていれば起動出来ないと言うインターロックを設けることである。それが安全運転の基本である。同社、製造メーカー、及び山梨県富士吉田市の安全対策関係者の無知、稚拙が事故を引き起こしたと言える。それを認識し改めない限り事故は再発すると警告する。

以上