ＮＨＫ「麒麟がくる」がブームの火付け役になったか、３～４月頃、明智光秀に関するテレビ番組が随分沢山あった。
そこでは本能寺の変の光秀の謀反の動機について色々な説があったのだが専門家と称する面々が誰も秀吉黒幕説に異議を唱えない。
それで、
（５／１７、１度ＮＨＫに投稿したが上手く行った感が無かったので改めて）
５／１９、ＮＨＫに下記投稿
(返事なし）
秀吉が黒幕？とは出演者全員無知なんだね。本能寺の変後光秀が毛利に密書を送ったが使者が間違え秀吉の陣に行って捕らえられ、秀吉は初めて変を知った。黒田官兵衛が即秀吉に天下が回って来たと進言し毛利と和睦し中国大返しをした。よって秀吉は黒幕たり得ない。そんなことスペシャリストとして出席の面々は誰も知らないとは情けない。もし使者が正しく毛利の陣に行っていたら歴史は変わっていたのだよ！
それと福島さん、光秀が陰謀家だとルイス・フロイスの受け売りをしているが、光秀がいついかなる場面で陰謀があったかを説明しなさい。
補足：
このことで秀吉は官兵衛の能力に恐れを抱くようになったと言う有名な話なのだが。
動機であるが、謀反直前の坂本や丹波の領地没収されて毛利領の出雲石見への国替え、四国の長宗我部問題で自尊心を傷つけられ、下位に見ていた秀吉への援軍を命じられたと言う屈辱等、そうした信長に対する積りに積もった怒り・恨みが閾値を越えたと言うことである。信長も本能寺で死の間際に「是非に及ばず」と言ったのはそれを分かっていたと言うことであろう。
以下追記：
動機は上述の通りで実際に、謀反直前の天正１０年５月２７日、愛宕山に登った時連歌で詠んだ
「ときは今天（あめ）が下しる五月哉」がその決意表明と言われている。
ではいつ実行を決意したかは下記時系列をはっきりさせれば分かる。
・信長がいつ安土城を出て京都に来ると知ったか？
それは約５０名ばかりの供回りを連れただけと知っていたか？
・信長は５／２９、安土城を出てその日の夕方本能寺到着。
６／１、本能寺で公家を集め茶会を催している。
光秀はそれをいつどのように知ったか？
・信長の嫡男・信忠はいつ京都に来て、どこにいるかをいつ知ったか？
こちらもわずかな軍兵しか連れていないことをいつ知ったか？
(信忠は変の時、妙覚寺に居て、やがて二条御所に移り抗戦したがまもなく火を放ち自
刃している）
動機はあっても信長に対し直ちに実行に移せる訳ではない。
私、本田説は上記で朱記せる如く信長が本能寺にいることを知った５／２９～６／１のどこかのタイミングで実行を決断したというものである。
或る歴史学者は信長と嫡男・信忠が同時にほぼ無防備で京都にいたのがきっかけと言うが、では信長だけであれば本能寺の変は起こさなかったと言うと、私はそれには組しない。信長を討つための謀反であり、信忠は巻き添えを食ったと言う説である。
（信忠が生存していれば織田家の復活がなる故）光秀の野望説も有り得ない。
天正１０年６月１日、秀吉への援軍として亀山城を出陣し中国路に向かう途中の２日未明、老ノ坂で「敵は本能寺にあり」となった。
（「麒麟がくる」は観たことはないのだが、本田説が「動機」「いつが決断の時か」の
真相決定版であることを明確にしてもらいたい）
フジテレビでも
何だコレ！？ミステリースペシャルと言う番組でも同様であったので５／１８、上記の内、ルイス・フロイスについて記した２行を除き投稿
(返事なし）
光秀野望説は有り得ない！
他に
ＢＳ１１ 特選 歴史科学捜査班
明智光秀は何故信長を裏切ったのか？
あり
(特にコメントせず）
