鎌倉五山(1)1,2位

昨日、下記により円覚寺が登場した。

この中で

鎌倉

の下記歌詞

若宮堂の舞の袖 しずのおだまきくりかえし かえせし人をしのびつつ 

 

この「しずのおだまきくりかえし」は私も理解出来ていなかった。インターネットで調査し解答をコピペ。

>「鎌倉」の歌の中に出てくる「しずのおだまき、くりかえし」の正確な意味が解りません。

「しずのおだまき」は「くりかえし」の枕言葉という人もいます。「しず」とは静御前?「おだまき」は植物のおだまき?等良く解りません。詳しい方教えてください。

この歌は静御前が捕らわれて鎌倉に送られ、鶴岡八幡宮の社頭で、頼朝以下が見る中、白拍子の舞を舞ったときの歌の一部だと思います。

正確には、「しづやしづ しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな」です。これには本歌があって、伊勢物語32段の「いにしへの しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな」の歌とされています。見てお分かりのように初句のみ違っていますが、後は同一です。静御前の名前の「静(しづ)」に、「倭文(しづ)」を掛けています。

語句を説明すると、

いにしへの=昔の倭文=唐から輸入された「綾」に対して、日本古来の織物。麻などの糸を青や赤に染めて横糸にして乱れ模様にした織物。

をだまき(苧環)=つむいだ麻糸などを内側を空にして球状に巻いたもの。糸玉。糸を順々に巻きつけておいて、端から引き出すので、糸を巻きつけ、また繰り出すので、「繰りかへし」の序詞(意味を持つ)となっています。

よし(由)=方法・手段・理由・わけ等

もがな=終助詞=願望の意味を表し、~であればなあ、~があればなあ

本歌の「いにしへの しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな」から。

昔の倭文の織物の麻糸をつむいで巻き取った苧環(糸玉)から糸を繰り出すように繰り返しながら、(楽しかった)昔を今にする方法があればなあ

静御前の「しづやしづ しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな」

倭文や倭文、倭文の織物の麻糸をつむいで巻き取った苧環(糸玉)から糸を繰り出すように繰り返しながら、(義経様が「静や静」と呼んでくれた)昔を今現在にする方法があればなあ

訳がうまく表現できていない部分がありますが、参考まで。

 

それでは鎌倉五山

(全て私の撮影)

第1位

建長寺

f:id:hondatad:20210717115047j:plain

f:id:hondatad:20210717115109j:plain

 

第2位

円覚寺

(再掲)

f:id:hondatad:20210716065623j:plain

 

(以下新規)

f:id:hondatad:20210717120259j:plain

 

山門

f:id:hondatad:20210717120321j:plain

 

第3位以下は次回