トリ・シリーズで「烏」(カラス)に続いて「鳶」(トビ)である。地名は厚木市鳶尾である。北に鳶尾山(標高234m)がある。
小田急小田原線本厚木駅近くの厚木バスセンターより神奈川中央交通(略称:神奈中)
バスで第17弾-2 宮の里、宮ケ瀬で登場の宮の里に行き、写真撮影後鳶尾団地に行った。東北方向に歩いて15~20分位、少し坂を上った小高い丘の上にある。勿論バスセンターから直接鳶尾団地行きのバスはある。
第20弾-3 千歳烏山
「千」シリーズで一度登場している。こちらが東京在住者にとっては知られている。
他に「烏」が付く名前として新橋駅前(新橋二丁目)の烏森神社がある。
外観が黒で「烏」に似ていることから下記2城は烏城と呼ばれている。
(呼び方は下記如く異なる)
松本城(からすじょう)
松本には4,5回行って、松本城には2度行った。
(写真はインターネットより借用)
岡山城(うじょう)
岡山には5,6回行っているが同じタイミングで後楽園と岡山城に1度行っている。
(写真はインターネットより借用)
「烏」はまた中国江蘇省・蘇州の寒山寺が舞台の下記有名な漢詩にも登場する。
張継の七言絶句「楓風夜泊」
月落烏啼霜満天、 月(つき)落(お)ち烏(からす)啼(な)きて霜(しも)天(てん)に満(み)つ
江楓漁火対愁眠。 江楓(こうふう)漁火(ぎょか)愁眠(しゅうみん)に対(たい)す
姑蘇城外寒山寺、 姑蘇(こそ)城外(じょうがい)の寒山寺(かんざんじ)
夜半鐘聲到客船。 夜半(やはん)の鐘声(しょうせい)客船(かくせん)に到(いた)る
「烏」の関連で言えば中国には浙江省に義烏市があり、人口120万人、日用品の卸売り市場が多く立地し、世界的な日用品取引の中心地となっている。
(中国も殆どの主要都市に行っているが流石に義烏市に行ったことはない。テレビで観て知っていた。ガイドブックに載っていないし、中国人にも一般的には知られていないことだろう)
(写真はインターネットより借用)
七つの子 1番
からす なぜなくの からすは山に
可愛い 七つの 子があるからよ
大体、日本では「花鳥風月」が風流であるし、偶々本年が酉年であり、引き続き暫く
トリ・シリーズを続ける。
「那須烏山市」ははっきり言って「美しき地名」とは言い難いが、「烏」が歌われている歌があるし、確かに子なので可愛いと言えるかも知れないが成鳥はそうではない。
ただ、知能が大変高く、ごみ戦争で人間と知恵比べをしている。
栃木県東部に烏山町(からすやままち)があった。2005年10月に南那須町と合併し那須烏山市となった。烏山町の時の「町の鳥」は「カラス」だったし、「市の鳥」もまた「カラス」である。下記写真の烏山駅は東北本線宝積寺駅から岐れている支線の烏山線の終点である。昔、茨城県日立市に住んでいて烏山にはゴルフに行く時、車で近くを通ったり、また那須・塩原や東北の温泉に行く時よく通った。写真は当時の古いもので今は駅舎はリニューアルされている。住所は那須烏山市南二丁目である。
昔、東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅周辺の街を見に行った時、墨堤通りを歩き、偶々鳩の街通りを見付けた。今回改めて写真を撮りに行こうとして、正確な場所は憶えていなかったのでインターネットで調べた結果、鐘ヶ淵駅から東向島駅、そして次の曳舟駅が最寄り駅であった。この際、少し遠くなるが曳舟駅とはもう1駅離れた押上(スカイツリー前)駅から歩いて行った。水戸街道(国道6号線)東向島1丁目の交差点が鳩の街通りの入口になっている。実際の地名は墨田区向島5丁目と東向島1丁目の間の道である。
なお名前の由来は、ここは昔、東京大空襲(1945年)で焼け残ったところに、被災した近隣の歓楽街・玉ノ井が移って来とこともあって、段々と賑やかになり戦後は赤線になった。戦後すぐは進駐軍の米兵が主なお客で、米兵がこの街に来ると幸せになれる。それで幸せの象徴である「鳩」を街の名にしたとのことである。(インターネット調べ)