「故事・ことわざ・格言に学べ」

下記を朝日新聞「声」に投稿したが採用されず

 

2021年3月16日                       

 

 総務省接待問題で山田真貴子・元内閣広報官等が菅の長男のいる東北新社やNTTに高額接待され辞任に追い込まれた。彼らは高校時代に「瓜田に沓を入れず、李下に冠を正さず」と言う格言を習わなかったのか。勿論疑わしいことはするなと言う意味である。接待する側は見返りを期待して接待をしていることくらい容易に理解出来るだろう。そして野党議員ならずとも国民も、疑惑の官僚がいくら否定しても接待を受ければ何か便宜を図ったであろうことは容易に想定出来る。いつも身の回りを潔癖にして、一切の疑惑を生まないよう「故事・ことわざ・格言に学べ」と言いたい。高市早苗野田聖子両元総務相吉川貴盛元農相他農水省官僚も然りである。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」もあるが、この場合は「君子危うきに近寄らず」であろう。