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「核融合発電に全人類の叡智を集めよ」

3・11以前は勿論、以降も核融合発電の話は耳にしていない。2030年代の原発依存度が0%、15%、25~30%とか言っているが、原発推進派は0%の場合、電力不足と共に、原発技術が廃れることを心配している。原発の代替は現在の水力・火力発電に加え太陽光発電風力発電等の再生可能エネルギーの増強であるが、当面はそれに頼らざるを得ないとしても人類最大の課題は「地上の太陽」である核融合発電である。原発の如く放射能の問題はなく、また燃料は海中に無尽蔵に存在する重水素である。数十年前から、後十年で実用化すると言われ続け、技術の進歩はあるにせよ現在に至ってもまだ見通しは立っていない。これまで、旧ソ連のトカマク型や、一度訪問したことがあるが米国・ロー レンス・リバモア国立研究所や大阪大学のレーザー型が開発されているが今一歩である。 我が母校の京都大学では、2014/11/26に見学したが宇治キャンパスでヘリオトロン核融合 の研究がされている。 国際的には日米欧など7カ国・地域が南仏に建設している国際熱核融合実験炉(ITER) が注目されているが2016/6/18、朝日新聞東京版p.7に小さな記事で実験開始時期が5年遅れ 2025年になると決まったとあった。今こそ全人類の悲願達成のため、日本政府(文科省経産省)は各大学やITERに対し世界の頭脳と資金を集め、また日本の全ての原発技術者も 投入し可及的速やかに実用化を目指し研究推進の旗振りをすべきと考える。資金としては 電力会社が原発立地の自治体に原発が停止しても支払い続けるであろう死に金の数百億円 も充てるとよい。 また、113番元素を発見しアジア初の命名権で得意満面にニホニウムと名付けた理化学研究 所の皆さん、科学技術に理解が深い私でも余り評価はしていない。30番亜鉛を83番ビスマス にぶつけ、人工的に新元素を作り出しても1000分の2秒後からアルファ崩壊でレントゲニウ ム...と次々と他の元素に変わっていく物を作っても意味がない。それよりも、人的資源、 資金を核融合発電の実用化に貢献すべきである。