鴻巣の第一の目的は久良一で「川幅うどん」を食べることにあった。うどん好きの私は
全国と言わず海外でもうどんを食べて、もう１，０００軒(「うどん外食」リストを作成しているが正確には数えていない）は越えていよう。うどん県・香川県で県内で食べた讃岐うどん屋さんの軒数はもっと多い人もいようが、全国的、且つ海外でもと幅広い点で私に敵う人はいるまい。
久良一はテレビで何度か観たことがあった。鴻巣市南部の人形４－１－３６にあり、すぐ南は北本市である。一人で入ると入り口前のカウンターに案内される(後から来た一人客も同様。二人以上だと右奥の座敷席かテーブル席のようだ）。そこには、ひこまろ等の有名人のサインや川幅日本一のポスターが貼ってあり、むしろ好都合であった。
ポスターでは川幅について荒川増水時の写真で２５３７ｍの妥当性を説明していた。
冷製川幅うどん、ランチかき揚げ、ちくわの磯辺揚げ、生ビール中ジョッキを注文した。その時メニューで中シジョッキと誤記があり「シ」が余分に入っていると(二人いる内のすぐ前にいた）年配のウエイトレスさんに指摘した。直ぐには理解出来なかったようだがやっと理解出来てご主人に伝わった。ご主人曰くメニュー作成後初めて気が付いたとのことであった。更に私はメニューでＰＭ５：３０とか、時刻の前にＰＭと書くのは日本人のよくやるミスで多くのテレビ局でもミスしているが、正しくはアメリカでは５：３０ＰＭと後ろに来ること及び、より正しくは５：３０ｐ．ｍ．と小文字で書くと説明した。ご主人は私が博識であると感心しきりであったが、私はご主人にはそれを鵜呑みにせず、辞書を引いたり、アメリカ大使館に確認するとか、アメリカ人に訊くとかするよう勧めた。
(私が如何に多く海外に出掛けているか見るよう、私のＨＰアドレスを書いて渡した）
ご主人は有名店の店主ではあるが、生ビールを注文したことで、おつまみのかき揚げ、ちくわの磯辺揚げを先に出すようにしてくれて気が利くし、ＡＭ，ＰＭ表示問題も謙虚に聞いてもらった。
川幅うどんは約８ｃｍの幅広のうどんの他に、のど越しをよくするため普通のうどんも入っていた。天然だしのつゆも美味しく、評価は◎である。
さて、メニューは「生ビール中ジョッキ」と訂正される時、併せて時刻表示も訂正されるかどうか楽しみである。
(参考用）
２０１８／３－４にカリブ海諸国を旅行した時の飛行場、出発便のモニター。
ＡＭ，ＰＭは時刻の後ろにある。
