大相撲の立ち合い変化にペナルティを

下記は

2017年9月14日

朝日新聞「声」への投稿であるが掲載されず。

これと同じことが秋場所8日目、大関貴景勝対西前頭4枚目栃ノ心戦であった。栃ノ心の立ち合い変化に対応出来ず貴景勝は叩き込みに敗れた。栃ノ心は立ち合い変化の前科があるのに何の警戒も無くそれにまんまと引っ掛かるのは貴景勝はバカではないかと言いたくなる。栃ノ心にはジョージアに帰れと言いたい。

 

大相撲で立ち合いに変化して突き落としとか、はたき込みで一瞬に勝負がついてしまうことが多々ある。これは両力士の力勝負を期待しているテレビ観戦者を大いに落胆させるものである。ましてや入場料を払った観客においておやである。日本では大きく嘆息するばかりでブーイングの嵐とはならないが、そんな相撲を観るために来たのでなく金を返せと言いたいところだろう。何故相撲協会、親方、力士全ての関係者がそのことに気が付かないのであろうか。いや、気付いているが必要悪と思っているのかも知れない。丁度昨年の秋場所14日目に2敗の鶴竜が3敗の稀勢の里相手に2度変化し勝ち優勝した。これが横綱のやることか、また勝負をさせてもらえず負けた稀勢の里も情けない。今場所前頭筆頭に落ちた元大関琴奨菊も立ち合いで相手に変化されいつも転がされていると言う印象がある。そもそも変化するのは相手とまともに力勝負するのを恐れているからであり、それで勝っても勝ち星とせず0勝、そしてペナルティとして力士、親方共に50万円を払わせるようにすればよい。一方、相手を見ないで突っ込んで負けた力士は注意力が欠けていたと言うことで1敗とする(トータルで勝ち負け数が合わなくなるがそれは立ち合い変化数の記録となる)。そうすれば立ち合いに変化する力士はいなくなり力相撲が楽しめることになる。