7/13、朝日新聞 天声人語にコメント

7/13、朝日新聞朝刊 p.1

天声人語

 

「声欄」に下記投稿

7/13、天声人語に物申す。

下2行

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」

とある。これは鴨長明の「方丈記」の有名な冒頭部の一節(*)であるが、この「河」には違和感がある。高校時代習った教科書では「川」であったし、春の小川の如く小さいのが「川」、大河ドラマのように大きいのが「河」と言うイメージがある(**)。

正しくは

「ゆく川(not河)の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」

である。

 

(*)、(**)は下記解説のため追記したものである。

(*)インターネットよりコピペ

鴨長明方丈記』の冒頭

〈原文〉

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。

〈現代語訳〉

流れ過ぎる川はけっしてとどまることなく、しかしまた(流れる水は)もとの水でもない。よどみに浮かんでいる水の泡は、消えたり生まれたりを繰り返しながら長いあいだとどまっていることもない。世の中にあるひとと家とも、この流れと同じようである。

 

(**)インターネットよりコピペ

川とは

「川」とは、「自然の水が集まって流れる水路」という意味の言葉です。雨や雪といった水が集まり、陸上の細長いくぼみに沿って、高いところから低いところへと運ばれていく水流を言います。湿潤地帯では、多くの場合湖や海まで達するようになっています。「川を渡る」「小川が流れている」のように使われます。表記としては一般的なものであり、上で説明したような意味合いを指す場合は、通常この「川」の字が使われます。

「川」の字は、「流れる水」の象形から成っています。そこから、上のような意味での「かわ」を表す漢字として成立しました。日本の代表的な「川」としては、「信濃川」や「長良川」「利根川」といったものが知られています。

「河」との詳しい違いや使い分け方については、以下で見ていきましょう。

河とは

「河」の基本的な意味合いは、「川」と違いはありません。「陸上のくぼみを傾斜に沿って流れる、自然水の水路」というものです。「大河が流れている」「河口にたどり着いた」などのように使われます。

「河」の字は、「流れる水」の象形と、「かぎがたに曲がる」を表す象形から成っています。中国では、もともとは「黄河」を表す漢字でしたが、その後「大きな川」の意味で使われるようになりました。

日本でも、「河」という字は「大きな川」を指すようになっています。「運河」や「銀河」といった具合で、この点は「川」との違いに挙げられます。その一方で、規模が大きくても、「信濃川」などには「河」の字は使われません。これは黄河ほどの規模ではないという理由もありますが、通常固有名詞には、「川」の方を使うという理由も大きくなっています。

 

朝日新聞からまだ応答はない。過去も同様である。

(ここには下記も含む。

朝日新聞も文字遊びが出来るようになってきたようだ。ただ、これまで下記如く

天声人語」の世紀の大誤訳や誤字の指摘を多々しているが、頑なで一度も訂正や、謝罪の弁も感謝の言葉も聞くことはない)

「ボーイズ・ビー・アンビシャス」は

「青年よ、大志を抱け」と訳されるとあるが

「青年よ」とは聞いたことはない。

「少年よ、大志を抱け」である。