中国料理・王味「わんみ」 店名表記に異議

下記はそれぞれ英語、フランス語の表記問題であったが、今回中国語の表記問題があった。
 

 

沼津市学園通りの西、米山町の次、庄栄町交差点を北上すると五月町がある。丁度JR東海道本線・沼津駅の北側に当たる。

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大津屋物産(株)

経営者が滋賀県大津市出身か、名字が大津さんであろうか。

(関東各地の街歩きしていて偶に近江屋さんと言うお店を見掛けることがあるが、先祖が滋賀県出身ということであろう)

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五月町を北上した先で中国料理・王味 わんみと言う看板を見付けた。

中国語と日本語がチャンポンとなっている。即ち、

王は中国語のwang「わん」で、味は「み」と日本語となっている。

(四声の記号が書けないため辞書をスキャンしたもの下記添付)

wangは発音が2種類あり、下記辞書の右ページ「王」にあるように四声の第二声が「王」、第四声が「王となる」と言う意味である。四声の意味は更にその下に示す。

 

鐘ヶ江信光編 中国語小辞典 大学書林発行(昭和43年3月25日 第二十五版)より

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四声の説明は左側のページ

第二声:「尻上り」中位の高さで発声した瞬間から急上昇させ高音でストップする。

第四声:「尻下り」の調子。高く発音して急降下する。

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味は下記左ページにあるように「wei」「ウエイ」の第四声

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店名・王味の読み方を中国語で統一するなら「わんうえい」、日本語で統一するなら「おうみ」。

どちらかにしてもらいたい。

 

中国料理 王味 わんみ 

柳町1-56

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